用途に合わせてICソケットを使いこなす

IoT家電で欠かせないICソケットの役割

デジタル化社会となった昨今では、われわれの生活の基盤もインターネット回線が支えるようになりました。愛知県の豊田市では、スマートタウン計画というものが進められており、地元の大手自動車メーカーとその会社に勤めている方々が実際に生活をして実証実験をなされています。スマートタウンとはあらゆる家電・そして家をインターネットにつなげており、スマートフォンなどの情報端末を駆使して遠隔操作ができる家のことを指しています。キャッシュレス決済はもちろんのこと、自宅の鍵を開けるのもすべてネットで完結をするわけです。

IoT家電とも称される設備で、必ずICソケットが備わっているのもポイントになっています。ここでは簡単に、IoTに含まれているICソケットについて解説をしていきます。まずICソケットには非常に小さな半導体が組み込められていて、すべての端末で異なった信号を発しているのがポイントです。つまり、ICソケットだけでもカギとして十分に機能を果たしているというわけです。

たとえばエアコンであれば、外出先からでも駆動をさせることができます。帰ったら過ごしやすい温度にしておくことができ、幼いお子さんや高齢者が自宅に居ても熱中症を防げるように遠隔操作をすることも可能です。もっとも役立つのが玄関の施錠で、ICソケットを物理的なキーにして活用することもできます。認証には指紋を登録することもでき、将来的には普及するアイテムです。

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