用途に合わせてICソケットを使いこなす

検査治具とオリジナルソケット

昨今、電子機器や電子部品は急速に進歩を遂げています。スマートフォンやパソコンといったものだけでなく、車に搭載されるコンピューターや冷蔵庫などの身近な家電も高性能化が著しく、それにともなって使用される部品も微細化や高性能化が進んでいます。検査治具のオリジナルソケットはそれらの部品テストを行うためのツールのひとつで、電気的な特性を検査して仕様を正確に確認でき、肉眼などでは把握できない高度な部分の欠損や異常などを突き止めます。一方で電子部品や電子機器はそれぞれ開発製造している会社ごとに異なるのが現状で、ひとつの種類の検査治具では対応できないという問題が浮き彫りになっていました。

それらの問題を解消するのがオリジナルソケットです。オリジナルソケットを使用すれば、その会社が開発した製品の検査に柔軟に対応できるのが最大のメリットと言えるでしょう。電気的特性テストは半導体の装置にオリジナルソケットなどの検査治具を組み込み、常温に加えて高温や低温でも検査可能です。高温の環境で行われる検査にも対応し、特性評価の場合は1時間から2時間程度が必要になる場合が多くなっています。

そのため検査治具のオリジナルソケットには、長い寿命と耐久性が求められており、量産ラインの電気的特性テストに耐えうる柔軟性も必要です。耐久性に問題があると量産ラインを毎回止める結果となり、量産過程を大幅に遅らせてしまうことになるため、耐久性の向上は日々研究されています。

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